【フリーランスママのリアル】安定会社員を退職して、キャリアチェンジを目指した理由

【幼少期～学生時代】女性が働くのは当たり前の時代

私は、男女雇用機会均等法が施行された1986年の生まれ。そのせいもあってか、私の学生時代、男女平等の教育でした。(技術家庭科として、男子も女子も家庭科やコンピューターなども同じ教育を受けた。)
また、私の両親共働き。母も父も遅い日・出張不在も当たり前の家庭で育ちました。
そんな環境だったので、女性が仕事を持ち、結婚・出産後も働くのが当たり前という意識でした。
そのため、高校＆大学では、情報工学を専攻し、システムエンジニアとして大手IT企業に就職しました。

【新卒】IT企業入社で、仕事は楽しい

新卒で、IT企業に就職しました。就職先は、研修が充実。地方在住でしたが、東京の本社へ研修出張もある恵まれた環境でした。チームでシステム開発をしたり、新入社員教育を担当したり、やりがいを持って働いていました。
会社員の給料は、大学生のバイト代とは、桁違いです。(当たり前ですが。)
お給料で、自分の判断で、生活ができるのはとてもありがたかった。

【出産後】今まで通りに働けないことへのモヤモヤ

第1子出産後の育児休暇は1年未満で、フルタイム勤務で復帰。マミートラックに乗らずにバリバリ働くぞ！と頑張っていました。しかし、出産前のように出張に行ったり、残業することより、子どもとの時間を大切にしたい！という気持ちも芽生えてきました。
業務時間が減る分、周りの方の成長スピードに置いて行かれる・・・。新規プロジェクトへはアサインされない・・・。仕事への楽しさも少しずつ減っていくという日々に入っていきました。

ただ、フレックス勤務・有給も取得しやすいという職場環境は、子育てとの両立がしやすい。第2子、第3子と産休・育休を取得し、就労は継続していました。

【コロナ禍、副業への注目】キャリアチェンジしたい

第3子は、コロナ禍での出産・育児休業。出産後、仕事にやりがいを持てなくなっていたので、キャリアチェンジしたいけど、安定した会社員と続けた方がいいか？悩みの中にいました。副業が注目されるご時世もあり、キャリアチェンジするために副業から始めよう！と思い、当ブログを始めました。他にWebデザイナーにも興味があったので、独学で勉強をしていました。
第3子の育休復帰のタイミングで、「Webデザイナーになりたいから、会社を辞めたい。」と夫に打ち明けたところ、「一旦、復帰してみて考えたら。」と言われました。キャリアチェンジは一旦諦め、復帰をすることにしました。

【短時間勤務】うまくいかないキャリアチェンジと、仕事のストレス

第3子の育休復帰のタイミングでは、キャリアチェンジに向けた時間確保するため、短時間勤務に変更しました。
短時間勤務になったものの、業務量はフルタイムの時と変わない、夜間や休日などの対応も依頼される。もともと辞めたいと思っていた仕事で、ストレスが高すぎる・・・。
短時間勤務でキャリアチェンジに向けて、確保できる時間は、1日2時間ほど。ブログや画像制作＆インスタグラムを独学で続けていましたが、ほとんど成果もなく。人生で、気分は最もどん底の暗黒期でした。

【人生の転機】休職期間に考えたこと

キャリアチェンジしたいと行動しつつも何も変わらない現実。安定収入のある会社員をストレスに耐えながら続けるのことが、自分を自分で苦しめていると感じる日々、ついに仕事に行けなくなってしまいました。今までの人生で、落ち込むことが少ないタイプだったので、ストレスが続くと本当に心身を壊してしまうと実感。これが転機となり、上司からも夫からもしばらく仕事を休むように言われ、子どもが学校や保育園に行っている日中は、何もしない日々を数カ月過ごしました。

何もしない時間を過ごした結果、私の出した答えは、「一度の人生だから、やりたいことやってみよう」でした。

私の答えが正解では全くないし、それぞれの人がその人の答えを出してほしいと思います。もし、仕事を続けるのが辛いと感じている方は、周りの声でなく、自分の声をしっかり聴いて受け止めて、自分を一番大切にした答えが出せる世の中であることを願っています。